何度か書いていますが、富士ハウスの「事件」にあいました。
こちらの記事にも書いています。
ajya.hatenablog.jp
3月に、建設業関連の知人と話す機会があり、風呂とトイレの入荷が、世の中の動きの影響を受けていると言っていました。
3月完成分の住宅は目途が立っているけれど、4月からは目途が立っていないと聞きました。
その後話す機会がなく、状況が改善しているかは聞けていません。
TOTOであれば、遅れているけれど、入荷はしているようですね。
jp.toto.com
完成していないのに、お金を支払ってはダメ
こちらの記事を読んで、驚きました。
www.businessinsider.jp
住宅金融支援機構が、未完成の状態の住宅でも、「適合証明書」を取得できるようにして、住宅ローンを借りられるようにしたというのです。
確かに、資金繰りが厳しい住宅事業者は、あると想像できます。
そのための措置だと言われれば、そうかもしれないとは思いますが、未完成の住宅に、住宅ローンを払うなんて危険です。
万が一、住宅事業者が破綻したら、誰が未完成の住宅を、完成させるのでしょうか?
未完成の状態の住宅でも、「適合証明書」を取得できるようにした、住宅金融支援機構が完成させるのでしょうか?
そんなことは、ありません。
記事によると、「トイレなど未設置のまま住宅ローンが実行されたことで起きるトラブルは、すべて融資利用者と工事請負業者のあいだで解決する」とあります。
以下のPDFにも、同様に書かれていました。
https://www.flat35.com/files/400352247.pdf
被害を受けるのは、融資利用者、すなわち住宅の建築を依頼された方です。
万が一被害を受けると、
先に支払ったために預金が少なく、この先どうなるんだろうという状態でした。 なにもできず、このまま放置するしかないのかも…なにも出来上がっていないのに、借りたお金を返すなどという状態になるのかも…という想像が頭の中をよぎりました
誰にも起きて欲しくない危機 - ソフトウェア開発者の日常
という状況になってしまいます。
工事の進捗具合に合わせて、支払ってください。