パソコンがネットワークに接続できない場合に、予想できる原因
お客さんが、中古品のデスクトップパソコンを購入されました。
会社のネットワークを利用するために、LANケーブルをさしましたが、インターネットが利用できませn。
会社のネットワークは、ルーターがDHCPサーバーを兼ねています。
社内の他のパソコン用のLANケーブルをさしても、インターネットが利用できません。
購入したショップに持ち込み、LANケーブルをさしこむと、DHCPでIPアドレスを取得できて、インターネットが利用できます。
こういった状況から、なにが原因だと思う?と同僚から聞かれました。
予想は2パターン
僕が予想したのは、
の2パターンです。
DHCPを利用しているつもりで、既存のパソコンは、固定IPアドレスが割り当てられているのであれば、中古品のデスクトップパソコンではIPアドレスが取得できず、インターネットが利用できません。
この場合は、中古品のデスクトップパソコン用に、新しい固定IPアドレスを割り当ててもらえば解消します。
DHCPで割り振るIPアドレスの数は、サブネットマスクで決められます。
クラスCで8個割り振る、255.255.255.248になっていて、既に8台のパソコンがあると、中古品のデスクトップパソコンが新たにIPアドレスを割り振る要求をしても、9個目になるため割り振れません。
この場合は、不都合がないか確認したうえで、サブネットマスクを255.255.255.240に変更してもらえば解消します。
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