ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

システムを部分的に改修して転用を検討する前に、考えて欲しいこと

依頼元から、急ぎで確認したいことがあると連絡がありました。
なにがあったかと思い、時間を確保して、Zoomで打ち合わせをしました。

内容は、既存のシステムを一部改修して、目的にあった利用方法に使えないかという話でした。
既存のシステムの一部改修は、費用をかければできる内容です。

打ち合わせの最初に目的を聞きました。
システムにこれまで登録したデータが、今回の目的にあったデータなのか、僕にはわからないので、確認しました。
依頼元は、目的にあったデータが登録されているのか、お客さんに確認をされていませんでした。

Zoomでミーティング
Photo by Dylan Ferreira on Unsplash

まずは、目的にあったデータが登録されているのかの確認が第一です。
目的にあったデータが登録されていなかったら、登録してもらわなければなりません。
目的にあったデータがあった上で、システムが修正できるのか、検討をしなければ、目的を達成できません。
手段の検討が先になってしまっています。

僕から質問するまで、依頼元は気にされていませんでしたが、目的にあっているのかの確認が、最初に必要です。
目的に合っているかの確認ができてから、手段の検討です。

目的を外したシステムを作ってしまっても、システム開発の費用は支払ってもらいますが、無駄なシステムを作ったという記憶は残ります。
無駄なく、目的にあったシステムを、開発したいです。