ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

未経験業種のシステム設計で手が止まる理由

2週間ほど前に、未経験業種のシステム設計に四苦八苦していると書きました。
ajya.hatenablog.jp

四苦八苦しているときの感情をEvernoteに書き出して、不安を和らげていると書きました。
ajya.hatenablog.jp

四苦八苦しながら設計している状況は続いていて、設計中に考え込んで、頻繁に手が止まってしまいます。

なぜ手が止まってしまうのか

ややこしい設計をしているために、一旦紙に書き出さないと考えがまとまらない場合があります。
書き出して考えれば、考えがまとまるので、設計書に反映できます。

考え始めて、一旦紙に書き出しても、考えがまとめられず、こうするべきだと決めきれない場合もあります。
決めるべきための情報がないとか、そのような考え方が根本的にいいのかなど、迷いが生じます。
迷いが生じると、迷ったまま時間が過ぎていくばかりです。

迷っている
unsplash-logoArif Riyanto

迷っているのは正解を求めているからでは

迷いからなかなか脱せず、手が止まってしまうのは、時間がもったいないという認識があります。
迷っているのだから時間がかかるのは当たり前という考えもありますが、度を超すと単なる時間の浪費になってしまいます。

そもそも迷っている理由はなんなのか、改めて考えると、「正解の考え」を求めているためではないかと思いました。
「正解の考え」は、今回の設計の場合、複数人で意見を出し合って、これがいいのではと方向性をまとめ、検証して初めて「正解に近いと思われる考え」が得られる場合があります。
その点をわかって、まずは意見を出し合うための、素案作りをしなければいけないと思っているのですが、つい「正解の考え」を求めていたようです。


これからも手が止まるときがあるとは思いますが、「正解の考え」を求めて手が止まっているのではないか?という観点で、心の中を覗いて、時間の浪費を防いでいきたいです。