ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

伝えたつもりでも伝わっていないもの

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先日打ち合わせがありました。
依頼元と、自社と別の開発ベンダーの3社での打ち合わせです。

打ち合わせの目的は、依頼元と自社で開発・運用しているシステムのリプレースについてです。
依頼元と別の開発ベンダーは、別途打ち合わせを実施されて、リプレース対象のシステムについて説明をされていました。

双方の認識のズレ

3社による打ち合わせは3度目で、リプレースの方向性が決まってきていました。
リプレース前のシステムは当然知っているので、リプレース後の担当範囲の必要な機能も理解できます。

別の開発ベンダーへの説明がどの程度されているのか、2度目の打ち合わせの際に疑問に思って3度目の打ち合わせに臨んだところ、概要の説明に留まっていて、詳細は伝わっていないというのが確認できました。

依頼元から別の開発ベンダーには、リプレース対象のシステムの画面キャプチャは提供されたようですが、細かく説明をされたわけではないようです。
依頼元は画面キャプチャを渡せば、システムが理解できると思われたようです。

僕も経験がありますが、頼む側は今やっている業務の資料を渡せば、「理解して上手く」システムを作ってもらえると思われがちです。
実際は違います。
業務の資料と共に、どのタイミングでどんな人が、どんなシステムに対して作業をするのか、どんな情報が表示され、ファイルに出力されているのかなど、システムをどのように使われているのかの説明が必要です。
説明を受け、質疑応答を経て、初めて理解ができます。

依頼元は、画面キャプチャを渡して、別の開発ベンダーがあまり質問されなかったために、理解されたと認識されたかもしれません。

打ち合わせ
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あいまいなままでは金額が高くなる

別の開発ベンダーから依頼元へは、見積が提示されていましたが、詳細がわからないまま見積を作成しているので、想定より増えても大丈夫だろうという金額が上乗せされているために、予想以上に高額だったようです。
金額を下げるためにはどうすればいいかという話になり、詳細がわからない限り大きく下げようがないとなりました。


依頼元からはお客さんへの見積の提示を近々されるそうです。
自社も見積で悩んでいますが、まだまだ掘り下げていかなければならない状況の別の開発ベンダーはもっと悩んでいるでしょう。