こちらの、提案書をパクって提案依頼書作成して、提案書を出してもらったベンダーとは、別のベンダーに発注するという、ひどい問題があるというツイートをリツイートしました。
ITベンダーに「御社に発注する」と匂わし提案書を出させ、それを基にRFPを作成し、コンペで最安値を出した別のベンダーに発注する。何度も問題にしている客の悪行だが、依然として後を絶たない。最近は提案書のコピペという著作権侵害はせずアイデアだけパクる。やはり割り切って提案料を取るべきだな
— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) May 31, 2020
このツイート読んで、僕は以下のツイートをしました。
ある案件で、見積作成するのは無料だから頼めばいいじゃない、と依頼元のITに詳しいという肩書の方が言われたので、見積作成ができる資料として、要望内容をまとめてくださいとお願いしたら、以降その案件の話題は無くなりました。ただで見積作成ついでに、まとめさせようとした魂胆が見え見えでした。
— AJYA (@ajyaa) June 1, 2020
ツイートの内容を、もう少し詳しく書いていきます。
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とんでも発言
東京の依頼元から、これまでシステム化できていなかった業務を、システム化したいので、打ち合わせをしたいと要望がありました。
過去に依頼された際、フローチャートなどを書かれて、ある程度資料のまとめができている方がいたので、別の方からの依頼でも、同じように依頼してもらえるだろうと期待していました。
打ち合わせた結果は、現状使ってる帳票類を示して説明されるだけで、業務の全体像がわからず、どのようにシステム化したいのかわかりませんでした。
説明された方は、こちらが業務を理解できていて、帳票を見せれば、システムを作成できると思われたようです。
こちらが困っていると、依頼元の会社の、所属がIT事業部という、ITに詳しいはずの方から、
「帳票見せるだけでなく、業務がわかるような資料にまとめて、仕様としないと理解されないから、仕様を作って渡して、見積作ってもらえばいいんじゃない。見積作成は、タダなんだから」
と発言がありました。
説明された方では、仕様として資料をまとめきれず、見積依頼すれば、あれこれ質問と回答のやり取りの結果、見積作成のために、こちらが仕様としてまとめるだろうという魂胆です。
こちらは、
「ヒアリングして、仕様のまとめの支援も有償で行っています。費用が出せないなら、ITに詳しいはずの方と協力して、社内でまとめて、提示してもらえれば、見積作成します」
と返しました。
以後、この案件はについては連絡はありません。
仕様が出たからといって、なにもしなくて見積ができるわけではなく、実現性があるのか、実現が難しそうなら、代替する方法はないのか、あるいは仕様を変えられるのか、など検討が必要になります。
それを「見積作成は、タダ」と発言できる感覚が理解できません。
この依頼元は過去にこんなことがありました。
システムの開発および修正を依頼されて、都度見積を提示して、了承をもらっていました。
いざ支払いの段階になって、依頼元の社長は、
「なぜこんなに高いんだ、支払い止めろ」
と指示して、値引きを強要されました。
こんな、信じられないことをする会社とは、付き合う必要はないと思います。
見積もりで疲弊した
— 元八幡みつを (100時間で失注したコンサル)|コンサル不要論 (@motoyawata_mits) May 29, 2020
たぬきちから一言あるそうです。 pic.twitter.com/oAYjsiWQ6e