ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

実績作りに付き合わせられる

既存のシステムを元に新しいシステムを作成しました。
本番利用開始まで期間が短いので、あまり修正がないだろうと思っていたら、表記などの修正の他に機能の追加の依頼もありました。
見積を作成して送付し、表記の修正を行い、表記の修正が終わったと連絡したたところ、見積了承の返信とともにさらに追加の修正を依頼する予定とありました。

この時点で嫌な感じはしていました。
修正、確認作業が1度で済ませられず、最低2度行わなければなりません。
追加の修正依頼を待っているわけにもいかず、機能の追加を始めました。

機能の追加を行っていると、追加の修正依頼があり、機能追加が増えていました。
機能追加は何点もあり、とても本番利用開始の日時には間に合わせられない内容です。
嫌な感じがしたのが当たってしまいました。

依頼元には、何点かの機能追加があるので、修正は間に合わないとメールしましたが、日程は変更できないと返信がありました。
日程変更できないと言われても、こちらも機能の作成ができません。
再度メールをしようかと思いましたが、まずは見積が了承された分までの機能の追加に着手しました。

見積が了承された分までの機能の追加が終わったので、新たな機能追加分の内容を確認し、内容のおかしな点をやり取りしていると、依頼元の別の担当者の方から電話がありました。

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依頼元の担当者の方は、お客さんからは本番利用開始日時に必ず開始をするようにと言われているというので、機能の追加の要望をされたのはお客さんなので、お客さんに機能追加をしていては間に合わないと伝えれば納得されるのでないかと答えました。
答えは本番利用開始日時を変えられないでした。

依頼元の担当者の方は、見積を了承した分までの修正を行ったシステムで、本番利用を開始し、後日、追加の修正依頼をした分を反映したいといわれました。
追加の修正依頼をされた分が後日の反映でいいのであれば、本番利用開始日時を変えていいのではないかと答えました。
答えは本番利用開始日時を変えられないでした。


お客さんの立場がわかりませんが、本番利用開始日時通りにシステムの利用を開始したという実績が欲しいようです。
それならもっと早く仕様を決めて、最初から必要な機能をこちらに伝えて欲しかったです。
この場合は、こういった内容もシステムに登録して欲しいとわかっていたのでは?と思ってしまう内容が、追加の修正依頼では来ていました。