利用者に手間をかけさせる設計
1ヶ月ほど前、他社のシステムでの入力チェックの設計について疑問だと書きました。
ajya.hatenablog.jp
他社のシステムと連携する審査を行うシステムで、新たに疑問な部分に気がつきました。
審査を行うシステムでは、審査を行う方に、登録されたデータを表示します。
一覧表形式で、登録者の情報などをとともに、登録されたデータを表示するためのリンクを表示しています。
データが未登録の場合も考えられるので、データが未登録だったら、登録されたデータを表示するリンクではなく、「未登録」と表示すると思っていました。
予想に反する表示
データが未登録の場合の表示を確認する機会がありましたが、結果は、「未登録」とは表示されず、登録されたデータを表示するリンクが表示されていました。
データを表示するリンクをクリックすると、未登録を知らせるモーダルウィンドウが表示されます。
モーダルウィンドウを閉じるには、クリックしなければなりません。
モーダルウィンドウを表示して、未登録を知らせるくらいなら、登録されたデータを表示するリンクではなく、「未登録」と表示した方が、利用者の手間が減るのではないでしょうか。
登録されたデータを表示するリンクではなく、「未登録」と表示すれば、利用者は、モーダルウィンドウを表示するためのクリックと、モーダルウィンドウを閉じるためのクリックの2回のクリックの手間を減らせます。
なるべく手間をかけず、利用者に負担をかけないように開発すべきだと考えます。
同僚にも見せて意見を貰いましたが、同じ考えでした。
他社の開発担当の方の考えが、理解できないです。
受け入れテストで問題ないと考えられた方の考えも、理解できないです。