ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

NTT 東日本 - IPA 「シン・テレワークシステム」 を使ってみました

4月からベータ版の提供がされている、「シン・テレワークシステム」を試してみました。
telework.cyber.ipa.go.jp

操作する側のパソコンのOS、操作される側のパソコンのOSは、どちらもWindows 10 Proです。

遅くは感じない

これまで、

を使って、リモート操作をした経験があります。

「シン・テレワークシステム」自体のインストールは、こちらの記事のように簡単に終わりました。
akiba-pc.watch.impress.co.jp

利用も簡単で、VPN接続するためのパスワードを入力し、次にリモートデスクトップ接続するためのパスワードを入力するだけです。

操作に対して遅れているという印象はまったくありません。
パソコンは、操作する側、操作される側のどちらも有線LAN接続で、インターネット回線は、NTT西日本フレッツ光ネクストです。

操作される側のパソコン自体も最新ではありませんが、それなりに新しいので、処理能力の余裕はあると思います。
「シン・テレワークシステム」自体は、操作される側のパソコンに、あまり負荷がかからない仕組みなのかもしれませんが、古いパソコンではどうなんだろうという気はします。

「シン・テレワークシステム」のサーバー側の設定画面

無線LANから有線LANに切り替えても、接続が維持された

ノートパソコンを無線LANで使っていて、LANケーブルをつなぐと、有線LANに切り替わります。
Windowsの標準のVPN接続を無線LANで利用していて、LANケーブルをつないでも、無線LANから有線LANに切り替わりませんでした。

「シン・テレワークシステム」を無線LANで利用していて、LANケーブルをつなぐと、無線LANから有線LANに切り替わりました。
有線LANに切り替わって、「シン・テレワークシステム」が切断されるときもあれば、そのまま利用できるときもありました。
Windowsの標準のVPN接続では、有線LANに切り替わらなかったので、「シン・テレワークシステム」が切り替わるのが意外でした。

Ctrl+Alt+Delが押せると、さらに便利

Chrome リモートデスクトップでは、メニューからですが、Ctrl+Alt+Delを押せます。
「シン・テレワークシステム」では、押せないようなので、機能を追加してもらえると、より便利になりますが、リモートデスクトップ接続なので、難しいと思っています。


こういうところで、Raspberry Piが使われているんですね。
pc.watch.impress.co.jp
これで安定して運用ができているようなので、これまでに作りこみをされていたのでは?と思ってしまいます。