木村岳史(東葛人)さんのツイートはちょくちょく読んでいます。
先日、以下のツイートをされました。
ベンチャー企業が大企業の案件のために技術者を増やしたら、まさかの案件中止で潰れそうになったという酷い話を聞くことがありますから、ベンチャーも外注を使いたいのでしょう。でもその結果、多重下請けが再現するのなら、それこそ愚か以外の何者でもありませんね。 https://t.co/FwiLtbgkM6
— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) July 17, 2019
このツイートを読んで、昨年5月くらいから今年3月までの大型案件について思い出しました。
僕自身は担当していなかったので概要しか知りませんが、大型であり、期間の余裕がない案件でした。
社内の人員だけでは間に合わず、社外から2名の方にも常駐で来ていただき、一部機能については資本業務提携をしている会社へ依頼をしていたようです。
そのような体制でも、何度かあった納品直前は、休日出勤は当たり前、残業時間も最近にない時間数となっていました。
外部に依頼するのは、僕自身は好きではありませんが、会社の人員に対してちょうどよい規模の案件を確実に受注できるわけではありません。
大型の案件が来たから技術者を増やし、そのまま継続して、増えた技術者を雇用できるだけの案件を継続して受注できるわけでもありません。
定常的ではなく、期間が限定されているのであれば、社外の方にも来ていただくのは致し方ないのでないかと考えます。
切り分けられる案件であれば、切り分けて他社に紹介するのも方法としてはあると思います。
あるいは、他社と共同で受注して、プロジェクトマネージャーは、共同して受注した1社から出すけれど、実際は個々の会社で対応するというのもできるのではないかと考えます。
今の会社は一次受けが主で、二次受け、三次受けをしないようにしています。
二次受け、三次受けをすれば、財務的に安定するとは思いますが、やらないという方針のようです。
受注した、失注したという話とともに、案件の規模を聞くたびに、受注の場合は仕事における大変さを想像し、失注の場合は財務面の日々のやりくり、ひいては自分自身への賞与への影響を考えます。