なんでも仕事にしようとガツガツしない
お客さんからたまに電話で、既存のシステムをコピーして新しいシステムの作成の相談を受けます。
電話で相談を受けた際に考えているのは、
- なるべく新しいシステムの作成をしない。
- 新しいシステムの作成をするのであれば、既存のシステムからの変更点を、曖昧にしない。
という点です。
なるべく新しいシステムの作成をしない
既存のシステムをコピーして新しいシステムを作成するからと、納期が極端に短かったりする場合があります。
メールで十分だったりといった場合もあります。
システムの利用を開始したい日程が決まっていて、無理な日程であれば穏便にお断りするようにしています。
どんなことをしたいのか聞いて、システムにする必要はあるのか、費用をかけてお客さんにメリットがあるのか確認をします。
新しいシステムの作成をするのであれば、既存のシステムからの変更点を、曖昧にしない。
お客さんには依頼元があります。
既存のシステムからの変更だから、とりあえず作成して、依頼元に見せてフィードバックを貰ってさらに変更を加えるという考えはわかります。
よくあるのが、数回の変更が加わった結果、最初からわかっていたら、ついでに変更できていたのが後から変更になったために、余分な費用がかかかることがあります。
最初に追加した項目が、最後には削除になることもあります。
システムの利用を開始したい日程の目前になって、変更が発生することがあります。
なぜ後から?なぜギリギリになって?ということがちょくちょくあります。
先日も相談があり、昨年依頼元が用意されたシステムと同じ結果が得られるシステムを作成して欲しいが、昨年依頼元が用意されたシステムが削除されたのか参照できないでいるとのことでした。
先に書いたような事態にならないように、お客さんには何種類かの既存のシステムを見て検討をお願いしました。
なんでもかんでもシステム化してもらえば、売り上げがあがるというメリットがあります。
変更が加われば、その分の費用は追加で請求できるので、売り上げがあがるというメリットがあります。
このようなメリットがあるからといって、なんでも仕事にしたいとは考えないです。