ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

小出しに情報を出してくる人

お客さんから新たな案件の連絡がありました。
連絡の初回は、今まで作成したことがない内容のシステムの作成依頼でした。
内容を確認して、日付から自動計算すべきなのか、選択式にするべきなのか、選択に合わせて表示/非表示を切り替えるべきなのか、特定の選択をされた場合のみ入力必須の入力欄を設けるべきなのか、依頼にはないけれど必要そうと気づいたが、必要としていいのかなどを連絡しました。

お客さんからは、こちらからの案がほぼそのまま採用されたので、既存のシステムで流用できそうなシステムを探しました。
既存システムから、どれだけ追加や削除が必要になるのかを列挙して連絡しました。

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photo credit: Ken Whytock Educational Resource: Rubric for habit of Organization (with 6 distinct criteria) via photopin (license)

情報が徐々に明らかに

お客さんからは、別システムで発番したIDとメールアドレスを使って、システムにログインしないと登録できない仕組みにして欲しいとの連絡がありました。
以前も別システムで発番したIDとメールアドレスを使って、システムにログインしないと登録できないシステムを作成したことはありますが、今回は同様にログインが必要というのは初めての連絡です。

別システムとして該当しそうな案件の心当たりがないので、ログインは以前と同じような機能を言われていて、別システムはどの会社で作ったシステムのなのかを確認しました。

お客さんからは、ログインは以前と同じような機能で、別システムは別の会社で作成したとの連絡がありました。
別の会社で作成したとなると、別システムで発番したIDとメールアドレスは、当然こちらにありません。

別システムで発番したIDとメールアドレスで認証する方法は2つ考えられます。
一つは、登録を始める前にデータをもらって、こちらのシステムに登録しておく方法です。
もう一つは、別システムに認証のインターフェースを用意してもらい、インターフェースからの戻り値で判定する方法です。

どちらができるのかわからないので、お客さんに登録を始める前にデータをもらえるのかまず確認をしています。


最初から認証を行う要件を教えておいてもらいたかったです。
入力項目をどうするかはなんとかなります。
認証は2つの案のどちらもできないのだったら、こちらでは対処ができません。
そういうことが思いつかないから、後から情報が出てくるのでしょうね。