ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

わかっているだろうと思われて連絡がくるのが苦手

ある案件でシステムを依頼されているお客さんから、同じ案件で別のシステムを作成したいとのメールがありました。
新しい案件があるのはありがたい話です。
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メールの内容を読んでいくと、

  • 仕様は固まっている。
  • ある機能を追加するだけ。
  • 依頼したらどれくらいで作成できるのか知りたい。
  • 費用がいくらかかるのか知りたい。

ということが書かれています。
「仕様は固まっている」に該当する部分が全く書かれていません。

このお客さんの案件は、過去に使用したシステムをベースに新しいシステムを作成するのが基本の流れとなっています。
ベースにできそうなシステムを選ぶために、「仕様は固まっている」に該当する部分が必要です。

お客さんに「仕様は固まっている」と連絡があるからには、ベースにできそうなシステムを既に決めているのなら教えて欲しいと返信をしました。
その結果、ベースと考えられていたシステムの連絡がありました。

最初から、ベースと考えているシステムがあるのなら、メールに書いて連絡をしてほしいです。
こういうメールが届くたびに、「こっちはエスパーで、考えを読み取れるわけではないんだけどな」と思ってしまいます。
1往復分メールのやり取りが無駄です。