ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

仕事を引き継ぐには、どう物事を進めればいいのか

現在担当するようになって6年目の案件があります。
この案件を、昨年後半からずっと引き継がなければと考えていました。
個人の考えではなく、会社としても引き継ぐという方向です。

やっていることは、

  • 仕様を確認して、既存のシステムを探し、文言の修正だけで済むのか、入力の項目を追加したり削除するのか把握する。
  • 把握した結果を元に、見積を作成し、送付する。
  • 見積が了承されたら、現在の案件状況から納期を連絡する。
  • メンバーに案件を割り振るか、僕自身が担当して、既存のシステム元に新たなテストシステムを作成する。
  • メンバーが作成したテストシステムをチェックする。
  • 作成者がお客さんにテストシステムを連絡し、チェックおよび修正したい項目がないか確認する。
  • お客さんからの修正したい項目がなくなるまで対応する。ときには有償でしか対応できない内容があるので、そのときは見積を作成して送付する。
  • 全ての修正が完了したら、本番システムを用意する。

といったことです。

こうやって書けているので、これをもっと詳細に書いて引き継ぎ書を作ればいいのかもしれません。

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photo credit: Stewf Manual of Typefaces, Reliance Typesetting Co., Inc. (1940s) via photopin (license)

難しい仕事なのかな

周りから見ると、難しいことをしていると思われているようです。
難しいというより、短い時間で依頼から見積を作成して送付し、システムの作成も短い期間で終わらせなければなりません。
システム開発というと、短くても1か月かとかかるイメージですが、今の案件は短いと1週間で終わってしまいます。
5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるシステム開発 (1/6) - ITmedia エンタープライズ
既存のシステムをベースにしているからこそ、短い期間で終わることができています。

電話で問い合わせを受けて、それならできる、それではできないけれどこうすればできると仕様を決めるのが難しいのかもしれません。
これは年数を経て経験を積んだおかげで判断できている内容です。
この部分をどのように引き継ぎ書に書けばいいのかと考えると、躊躇してしまいます。
プログラムなので大概できるのですが、期間と費用も考えて答えなければならないことも多く、そこにも経験から得たものがあります。


案件が属人化している現状を変えるために、引き継ぎ書を作っていく考えです。