Microsoft PowerPoint 2021をダウンロードしてインストール完了するまでに間違えたこと
会社のパソコンに、Microsoft PowerPoint 2021をダウンロードしてインストールするまでの手順は、Microsoft PowerPoint 2019の場合と一緒でした。
ajya.hatenablog.jp
手順が一緒で、xml形式の設定ファイルも、
- OfficeClientEditionを32から64に変更
- ChannelをPerpetualVL2019からPerpetualVL2021に変更
- Product IDをPowerPoint2019VolumeからPowerPoint2021Volumeに変更
- PIDKEYを変更
だけの変更でした。
間違えようがありませんが、今回間違えた点を書いていきます。
xml形式のファイルは不要と勘違い
今回、プロダクトキーの発行とOffice展開ツールのダウンロードは、僕ではなく、購入の手続きをした同僚がしてくれました。
同僚が教えてくれたフォルダに、同僚が書いてくれたテキストファイルと、ダウンロードしてくれたOffice展開ツール Office Deployment Tool 2021 MultiLanguage 32-bit Win and 64-bit Win X22-74224.exe がありました。
PowerPoint 2021をインストールしたいパソコンで、Office Deployment Tool 2021 MultiLanguage 32-bit Win and 64-bit Win X22-74224.exeをダブルクリックすると、フォルダの選択を要求され、新しいフォルダを作成して選択すると、
configuration-Office365-x64.xml
configuration-Office365-x86.xml
configuration-Office2019Enterprise.xml
configuration-Office2021Enterprise.xml
setup.exe
が作成されました。
setup.exeをダブルクリックすると、インストールが始まるかのように見えましたが、英語でエラーが表示されました。
リンクがあったのでクリックすると、英語で書かれたページが表示されましたが、具体的に何が原因でエラーになったのかわかりません。
setup.exeができた時点で、PowerPoint 2019と一緒で、xml形式のファイルの作成が必要だと気がつけばよかったのですが、気づいていませんでした。
なんでエラーなんだろうと、Microsoft Office Professional 2019がインストールされたパソコンで、setup.exeをダブルクリックすると、ダウンロードが始まりました。
ダウンロードが始まったので、xml形式のファイルの作成が必要なんだと余計に思わなくなりました。
今思うと、既存のOfficeに対するアップデートと判断されて、xml形式のファイルが無くても、ダウンロードが始まったようです。
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xml形式のファイルを作成して、インストールを無事完了
なぜインストールしたいパソコンでダメなんだろう?と思い、改めて検索を始めて、PowerPoint 2019をインストールしたときのことを思い出し、もしかして、xml形式のファイルが必要なのでは?と思いました。
試しに、インストールしたいパソコンのコマンドプロンプトから
setup /configure configuration-Office2021Enterprise.xml
を実行したら、インストールが始まりました。
インストールが始まったのを見て、xml形式のファイルが必要とわかりました。
PowerPoint 2019をインストールしたときのxml形式のファイルは残してあったので、どこを改変すればいいのか調べて修正し、インストール行ったところ、無事完了しました。
Microsoft PowerPoint LTSCとは?
バージョン表示を確認すると、PowerPoint 2019は、
Microsoft PowerPoint 2019
と表示されましたが、PowerPoint 2021は
Microsoft PowerPoint LTSC
と表示されました。
2021の表示はありませんが、2021のようです。
atmarkit.itmedia.co.jp
docs.microsoft.com
Microsoft PowerPoint 2021と表示されないのが気になりますが、インストールはできました。