HTML5 バリデータを使って、HTMLを継続してチェックしています。
ajya.hatenablog.jp
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HTML5として、ここは直すべきだろうな、という点は、チェックする前に修正しています。
修正していないから、ここは指摘されるだろうな、という部分が、指摘されなくて、意外に思うときもあります。
大文字のタグが指摘されない
<BODY>や<DIV>など、タグが大文字でも指摘されません。
てっきり、小文字だけだと思っていました。
metaタグにいろいろ記述していても指摘されない。
metaタグは、
<meta charset="UTF-8">
と記述していますが、
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
と記述しても、指摘されません。
charset 属性を持つ <meta> 要素は、 HTML5 より前の <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=IANAcharset"> (IANAcharset は、同様の charset 属性の値に対応します) と同義です。この構文はまだ許容されていますが、今後は推奨されません。
とあったので、てっきり指摘されるものだと思っていました。
linkタグにtype属性があっても指摘されない。
linkタグは、CSSファイルを指定するために、
<link href="style.css" rel="stylesheet">
と記述していますが、
<link href="style.css" type="text/css" rel="stylesheet">
とtype属性があっても指摘されません。
developer.mozilla.org
では、type属性について
この属性は、リンク先コンテンツの種類を定義します。この属性の値は text/html や text/css などの MIME タイプにします。この属性の一般的な使用法は、参照されるスタイルシートのタイプ (text/css など) の定義ですが、 CSS はウェブ上の唯一のスタイルシート言語であるため、 type 属性を省略できるばかりでなく、それが実際に推奨される習慣になっています。
とあって、CSSの場合の省略は、「推奨される習慣」のために指摘されないようです。
空要素にスラッシュ(/)があっても指摘されない
<br />のように、XHTMLでの書き方のはずなので、指摘されると思っていましたが、指摘されません。
www.tagindex.com
Photo by Markus Spiske on Unsplash
新たに作成するのであれば、上記のような点を意識していれば問題ないと思います。
既存のHTMLを元にHTML5に修正するのであれば、上記のような点がないかも確認して、修正した方が、HTML5らしい記述になると考えています。