ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

浮ついた心、浮足立っている心を落ち着かせられる、いつも通りの手順

システムを開発して提供するのが仕事ですが、世の中の動きの影響をモロに受けています。
どんな影響かというと、これまでになかった「延期」に絡んで、問い合わせの連絡が届くようになりました。

「中止」なら、

  • 中止なんですね。システムの利用は終了なので請求となります。

と進みます。
請求だけなので、あっさり終わりです。
売上も予定通りです。

「延期」は、

  • 1年延期した場合は、費用どうなりますか?
  • 延期の時期が未定だけれど、必ず開催するので、今月でシステムの利用を一旦中断させてほしい。
  • 延期して、開催形態を変更するので、現システムに不要な項目がある。不要な項目の削除にかかる期間と費用を教えて欲しい。

というように、様々なケースが発生しています。

今週になってから、続々と「延期」の連絡があり、「あの案件が、この案件もか」という状態です。

世の中の動きを受けて、予想していたとはいえ「延期」の連絡があるのは、

  • 予定していた売上につながらず、うれしくない。

ところに、上記のような、様々なケースへの対応が必要です。

考える
unsplash-logoAvery Evans

週に1件くらいならまだしも、1日の間に複数件の連絡があると、「あの案件とこの案件、今日回答した方がいいけど、できるのか?」という気持ちになってきます。
「あの案件とこの案件、今日回答した方がいいけど、できるのか?」という気持ちになってくると、地に足がついていない状態、落ち着きがない状態になってきます。
頭の中で、「できるの?」という言葉が、何度も繰り返されます。

そんなときは、改めてやるべきことを順番に書きだします。
やるべきことを書き出したら、どのようにやればできそうなのか、やり方がわかっているのか確認をします。
確認した結果、すべてのやり方が分かっていれば、後はどれくらいの時間でできるのか、見通しをつけるだけです。

こんな手順で、どれくらいの時間でできそうなのか見通しがつくと、心が落ち着いてきています。
心が落ち着いているので、書き出したやるべきことに集中して取り組めます。


「やるべきこと」の「やり方」がわかっているのは、「いつもの手順」がわかっているからです。
「いつもの手順」がどれだけ手元にあるのかで、手探りにならず、見通しが立たない「やるべきこと」がどんどん無くなり、落ち着けます。