仕事を引き継ぐことについて、5月から3記事書きました。
ajya.hatenablog.jp
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3記事目を書いた時点では、標準化をしながら少しずつ引き継ぐ予定でした。
結果は、諸事情があって標準化は一旦棚上げになりました。
標準化をしないのなら、仕事は引き継がないのかというとそういうわけでもなく、システムの作成は引き継ぐことになりました。
システムの作成に着手できる状態になるまでは、これまでどおり仕事をこなし、システムの作成を依頼して、システムが作成されたらチェックをしています。
これまでも僕以外の人にはシステムの作成を依頼していましたが、遠隔地の他部署にシステムの作成を依頼することは初めてです。
photo credit: sylvar Georgia PINES is hiring via photopin (license)
依頼上の面倒なこと
過去から今までシステムの作成を依頼していた人には、お客さんから来た資料を送れば、後は過去からの経験を元に、システムを作成していてくれました。僕と同じように、同じ案件に長く携わっているので、お客さんから来た資料で内容を把握できるし、疑問点があれば僕に聞き、それで解決できなければ直接お客さんに質問してくれます。
遠隔地の他部署は携わり始めたばかりなので、同じように対応してもらうのは無理な話しです。
そのため、過去の経験でわかっていることを書き出して、どのようにシステムを作成するのかわかるように依頼しました。
依頼で抜けなく伝えたつもりでしたが、作成されたシステムは予想外の対応をされて、頼み方が悪かったと思う点もいくつかありました。
例をあげると、お客さんからの初期の要望で書いてあった機能が、最終的にはなくなりました。
なくなった部分を資料から削除して、依頼の情報とすればよかったのが、削除をしないで、「この機能のみ対応が必要」と書いて依頼しました。
結果は、「この機能のみ金額計算への対応が必要、もう一方は金額計算には影響を与えないように追加」と思っていたのとは違う認識をされたようで、余分な機能が追加されていました。
余分な情報は間違いの元なので、今後は最終の確定情報のみを依頼時に提供しようと考えています。
その分依頼に時間がかかることになりますが、トータルで見て無駄な手戻りを少しでも減らせます。