結論を出すための試行錯誤
お客さんからシステムに登録済のデータの訂正要望がありました。
訂正の要望があったのはいいのですが、訂正のデータだけがあるわけではなく、訂正対象外のデータも含まれています。
システムに関係ないデータも訂正データに含まれています。
訂正のデータはExcelで届いて、わかりやすいようにと訂正箇所は着色されています。
また、一番最後の列には、訂正箇所の列名を入れられています。
間違いなくデータを訂正するための方法を導くための試行錯誤
訂正対照のデータには、一括で加工して、SQLにできそうなデータの訂正もあれば、できそうになく画面から訂正しなければならないのデータもあります。
画面から訂正しなければならないデータを、どうすれば効率よく訂正できるかを考え始めました。
漏れなくデータを訂正するために、訂正箇所の列名を活用したいところですが、システムに関係ないデータも訂正データに含まれています。
セルにはカンマ区切りで入っているので、システムに関係ないデータの列名をカンマも含めて削除し始めました。
1列しかない場合は、カンマがないので、カンマ付きで検索はできないため、カンマなしで再度検索しなければなりません。
データの中には、たまたま列名と同じ言葉が含まれている場合もあります。
カンマなしで検索すると、誤って検索対象になるので、範囲選択をしてから検索しなければなりません。
不要な列名を消し始めて気が付きましたが、カンマ区切りされているはずですが、実際はカンマ区切りされていないセルもありました。
手作業でカンマ区切りにされて、たまたま忘れてのだと思われます。
1箇所でも誤った部分があると信用しない方が安全と考え、システムに関係ないデータの列名を削除するのは諦めました。
訂正箇所の列名を入れたセルは、変更の有無の確認には使えそうです。
Excelには色フィルターがあるので、色フィルターを使って訂正データのみに絞ったほうが確実そうだと考え、色フィルターを使って該当箇所の絞込みを始めました。
一見無駄な作業をして回り道をしていますが、最初から色フィルタを使った場合、訂正箇所の列名のセルを有効に使えないかと考えながらの作業で集中できていなかったでしょう。
方向を定めるために必要な作業を行ったと考えています。