少しの手間をかけなかったために、望んでいない結果になることは多々あります。
管理ページを確認しない
設定変更作業をした際に、正しく変更できたか確認をしなくてはなりません。正しく変更できないと、重大なトラブルが発生します。
正しく変更できたか、確認する方法はあります。
自社のシステムには、登録に失敗するデータの記録が残りませんが、他社のシステムに連動していて、他社のシステムには失敗しても記録が残ります。
ワザと失敗するデータを登録して、他社のシステムの管理ページから処理結果を確認すると、失敗したという記録が確認できます。
記録には、どのような設定で他社のシステムに処理を要求したのかも確認できます。
管理ページの確認は目視になりますが、設定の間違いがないことを確認できます。
時間にして長くても10分かかりません。
この作業を行わなくて、重大なトラブルが発生しました。
差分がないことを確認しない
システムが送信するメールの文面の修正依頼がありました。修正後の文面は、メールに書かれていました。
修正後のメール文面を確認しようと、システムが送信したメールと、依頼された修正後のメールの文面をWinMergeで比較しました。
WinMerge 日本語版
比較すると、2箇所違いがあります。
ほんの2~3分で出来ることです。
この作業を行わないで、修正したのでチェックをお願いされました。
ツールを使って抜けがないようにチェックするように指示しました。
複数人でチェックを実施して、ミスを防ぐことも重要です。
その前に、できることは行って、ミスがないことを次の人に確認してもらうという心構えが、さらに重要と考えています。