Dropboxなどの、ほぼリアルタイムにバックアップというかクラウドストレージにコピーを作成してくれるサービスを導入して、対象フォルダでファイルを作成・更新していれば、誤って消してしまったときや、Wordなどのアプリケーションが突然終了してまっても、保存した時点に戻せて安心です。
Dropboxなどのサービスが利用した方が、ファイルを失う危険性が低いと思っていますが、会社の規定上利用できない場合もあります。
ファイルサーバーは存在していてバックアップはできるので、リアルタイムではありませんが、自動でバックアップする方法を設定してみました。
バックアップソフトを導入
こちらのBackupというフリーソフトを導入しました。Sota's Web Page (Backup)
インストーラ付をダウンロードしてインストールします。
インストール完了後起動すると、バックアップの設定をします。
Backupは、バックアップの設定をパターンという設定に保存します。
バックアップの取り方を複数設定するなら、複数のパターンを設定します。
パターンの名前をわかりやすくつけて、バックアップ元を指定します。
バックアップ先はファイルサーバーを指定します。
オプションは、バックアップ元とバックアップ先を同じ状態にしたいので、バックアップ元にないフォルダ/ファイルは削除します。
タイマは短い時間にすればするほどいいとは思いますが、負荷がかかるだろうと30分にしました。
パターンの設定は以上です。
環境設定のその他で「ネットワークパスで認証ダイアログを表示する」にチェックを入れると、ファイルサーバーへ接続ができていないとダイアログが表示されます。
バックアップの開始時にダイアログが表示されます。
再起動等で接続の情報が消えない限り、表示はされません。
ログインで自動起動して後は定期バックアップ
以前ランチャーアプリについて記事を書きました。ajya.hatenablog.jp
このランチャーアプリに、Backupを起動したらバックアップを開始するようにパラメータを指定して登録します。
パラメータの意味は、
- n パターン名:パターンを指定してバックアップ
- s:確認なしでバックアップ開始
- i:最小化して実行
となっています。
ランチャーアプリが起動したら、登録してあるアプリを起動するように指定できます。
Backupを登録したボタンを起動するように設定します。
これでパソコンにログインすると、自動でバックアップが行われるようになります。
バックアップの1回目だけ、認証のダイアログが表示されますが、1度入力すれば2回目以降は表示されません。
ウィンドウも最小化しているので、バックアップしていることに気がつきません。