イメージの共有で、修正内容が簡単な方向に変更になる
お客さんからシステムの修正依頼がありました。
代表者と同行者の入力欄が既にありますが、そこに責任者の入力欄を追加したいという内容でした。
責任者の入力欄は代表者と同じにするという内容でした。
修正後のイメージを作成する
代表者の入力欄をコピーして、責任者の入力欄を見た目だけ用意しました。代表者と責任者の入力欄は同じにするという内容でしたが、
- 代表者と責任者が同一人物の場合、同じ内容を重複して入力されては、システムのつじつまが合わなくなる項目
- 入力するときに戸惑いそうな項目名称
を考えて、削除や名称の変更をして、責任者の入力欄のイメージを作成しました。
提案の結果、修正の方向が簡単になる
これなら入力は面倒でもシステムとしては問題はなく、依頼内容をみたせそうと考えて、キャプチャをしてお客さんに責任者の入力欄の案を提案しました。お客さんの中でどのような検討がされたのかわかりませんが、責任者の入力は面倒という結果になったようです。
入力欄の追加ではなく、代表者と同行者にラジオボタンを追加して、責任者という選択肢を追加することになりました。
修正を簡単にしようという意図でイメージを作ったわけではありません。
お客さんの修正内容をみたすシステムは、こうなりますよとイメージを作ったのが、今回は修正内容が簡単になることにつながりました。
言葉だけではインパクトがないので、大きな変更のときはイメージが重要だと改めて感じました。