サポート業務をしていると、いろいろな人がいるもんだと思います。
photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc
あるシステムは、データの形式が決まっていて、作るアプリケーションとバージョンも指定されています。
そのシステムに、作成者が自分でデータを登録する作業のサポートをしていました。
やりとり
ある作成者から電話があり、話を聞くと、作成者はサポートではなく別の会社の人に、自分が使っているアプリケーションでも大丈夫だろうかと相談して、多分大丈夫と言われて作ったそうです。
別の会社の人が大丈夫と言ったおかげで、対応外のデータができあがりました。
作成者は、別の会社の人がいいと言ったから、なぜできないのかと主張しますが、こちらからすると、対応していないアプリケーションで作ったのだから、対応外になるのは当たり前です。
作成者がエクスポート機能で、作るアプリケーションに対応したファイルを作成しました。バージョンは対応はしていませんでした。
またそこで、なぜ対応していないのかと主張しますが、こちらからすると、対応外のバージョンなので当たり前ということになります。
中間の形式でデータを作成することもできるので、登録できないのかとも主張されましたが、そもそも中間の形式にも対応していません。
最終的には、エクスポート機能で作ったファイルを、更に別のアプリケーションで処理して、データを登録して、出来栄えに納得されていました。
所感
データの登録受付を開始したのは1ヶ月前で、アプリケーションの種類とバージョンは明記されています。
締切ギリギリで条件の確認もしないで、自分の主張を通そうとする人がいる業界は、全体として似たような人達で構成されているのではないかと思えてきます。