ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

火事場の馬鹿力かもしれない出来事

以前書いた記事で以下のようなエピソードを書きました。

お客さん先に常駐して開発していた案件では、明日納期だという日曜日の夕方、仕様ミスが発覚して、夜中の2時までかかって修正したことがあります。

なぜ無理をしてでも仕事を間に合わせようとするのか - ソフトウェア開発者の日常

お客さんには月曜日の納品日の朝、夜中の2時までかかって修正ができた旨を伝えました。
お客さんからは、正直間に合わないと思っていたと言われました。
僕自身も間に合うという自信はなく、やるしかないと考えて修正作業を始めました。
仕様通りに動作するようになるまで、考えて実装し、動作確認をして・・・・を繰り返していました。

今になって思うと、火事場の馬鹿力というものかもしれないと思います。
火事場の馬鹿力(カジバノバカヂカラ)とは - コトバンク

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unsplash-logoCullan Smith

10年以上前の出来事で、どのような修正だったのか細かには覚えていません。
細かに覚えていませんが、修正を繰り返しても本来の仕様通りに動作せず、諦めようと思いかけたときに、こうすれば仕様通りに動作するようになると気がついて修正ができたというのは覚えています。

ギリギリの状態に追い込まれ、できないと思っていたことができたというのは、すごいなとは思います。
思いはしますが、繰り返し体験はしたくはありません。
余裕を持った日程で何事も対処していきたいです。

1週間の振り返り(2019/2/2〜2019/2/8)

スシローに行ったら、子どもは7皿くらい食べていました。
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回転寿司で食べる皿数は、大人並です。

  • 2019/2/2(土)
    愛知県知事選挙の期日前投票に行きました。
    以前期日前投票に行ったときは台風が接近するという天気予報だったためか大勢いて、随分待った記憶がありますが、今回はそんなこともなくすぐに投票できました。
  • 2019/2/3(日)
    妻の両親にも来てもらって豆まきをしました。
    久しぶりの豆まきは楽しかったです。

ajya.hatenablog.jp

  • 2019/2/4(月)
    お客さんから過去のシステムの表記を一部だけ修正して利用したいので、すぐ作成できないかと問い合わせがありました。
    利用する側からすればそうかもしれませんが、こちらは前回利用してからこれまでにわかった知見を反映をします。
    そのため、すぐには作成できないと回答をしました。
    以前も同じやり取りをした記憶があります。
  • 2019/2/5(火)
    お昼休みの時間にお客さんから電話がありました。
    緊急の内容かと思いましたが、そうでもなく、メールで十分な内容でした。
    相手の都合も配慮して電話をかけなければいけないと改めて感じました。
  • 2019/2/6(水)
    お客さんからデータ作成してシステム登録しようとしているが、登録できないと電話がありました。
    メールで登録しようとしたデータも届いていたので内容を確認すると、正しく作成されていません。
    以前データの作成方法とともにテキストエディタも紹介しているので、問い合わせをする前にテキストエディタでデータを開いて内容を確認して欲しいです。
  • 2019/2/7(木)
    システムの修正を行ったうえで、本番利用開始をしたいとお客さんから連絡がありましたが、間に合わない内容でした。
    結果は後日修正となりました。
    本番利用開始を変えられないのなら余裕を持った日程でシステム作成を依頼して欲しいです。

ajya.hatenablog.jp

  • 2019/2/8(金)
    依頼元から、お客さんが表記を細かく気にするのでシステムのスクリーンショットがもらえないかと連絡がありました。
    機能の追加を行ってから、見た目を調整するので、まだ送れないと回答しました。
    想定外に手間がかかって慌てる事態を避けるために、まずは時間のかかる機能追加をしています。


忙しく仕事をしているときに、次々と新しいシステム作成の案件がやってきます。
もう少しばらけてやってきてほしいです。

実績作りに付き合わせられる

既存のシステムを元に新しいシステムを作成しました。
本番利用開始まで期間が短いので、あまり修正がないだろうと思っていたら、表記などの修正の他に機能の追加の依頼もありました。
見積を作成して送付し、表記の修正を行い、表記の修正が終わったと連絡したたところ、見積了承の返信とともにさらに追加の修正を依頼する予定とありました。

この時点で嫌な感じはしていました。
修正、確認作業が1度で済ませられず、最低2度行わなければなりません。
追加の修正依頼を待っているわけにもいかず、機能の追加を始めました。

機能の追加を行っていると、追加の修正依頼があり、機能追加が増えていました。
機能追加は何点もあり、とても本番利用開始の日時には間に合わせられない内容です。
嫌な感じがしたのが当たってしまいました。

依頼元には、何点かの機能追加があるので、修正は間に合わないとメールしましたが、日程は変更できないと返信がありました。
日程変更できないと言われても、こちらも機能の作成ができません。
再度メールをしようかと思いましたが、まずは見積が了承された分までの機能の追加に着手しました。

見積が了承された分までの機能の追加が終わったので、新たな機能追加分の内容を確認し、内容のおかしな点をやり取りしていると、依頼元の別の担当者の方から電話がありました。

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依頼元の担当者の方は、お客さんからは本番利用開始日時に必ず開始をするようにと言われているというので、機能の追加の要望をされたのはお客さんなので、お客さんに機能追加をしていては間に合わないと伝えれば納得されるのでないかと答えました。
答えは本番利用開始日時を変えられないでした。

依頼元の担当者の方は、見積を了承した分までの修正を行ったシステムで、本番利用を開始し、後日、追加の修正依頼をした分を反映したいといわれました。
追加の修正依頼をされた分が後日の反映でいいのであれば、本番利用開始日時を変えていいのではないかと答えました。
答えは本番利用開始日時を変えられないでした。


お客さんの立場がわかりませんが、本番利用開始日時通りにシステムの利用を開始したという実績が欲しいようです。
それならもっと早く仕様を決めて、最初から必要な機能をこちらに伝えて欲しかったです。
この場合は、こういった内容もシステムに登録して欲しいとわかっていたのでは?と思ってしまう内容が、追加の修正依頼では来ていました。