Webサイト制作作業の引き継ぎ説明がありました。
資料に沿ってサイトの構成や残作業の説明を受け、Webサーバー上のディレクトリ構造の確認をしていると、jQuery 1.8.3が使われていました。
jQuery 1.8.3は3年以上前にリリースされた古いバージョンです。
jQuery 1.8.3 Released | Official jQuery Blog
なぜそんな古いバージョンを使っているのかと確認すると、トップページのスライダープラグインがjQuery 1.8.3以下でないと動かないとのことでした。
資料には書かれていませんでした。
安易にバージョンアップをしていたら、動作しなくなるところでした。
このような点こそ、書いておいて欲しいです。
jQueryのプラグインでないバージョンも存在
使っているスライダープラグインを確認すると、Swiperというスライダーでした。Getting Started With Swiper
説明を読んでいくと、jQueryのプラグインとして使う方法と、単独で使用する方法の両方が書いてあります。
単独で使用する方法の方が、コードが長くなって見通しが悪くなるデメリットはありますが、jQueryのバージョンが固定されてしまうデメリットは回避できます。
特定のバージョンへの依存を回避することも考えて欲しいです。