涙腺が弱い僕には、最初からぐっとくるのをこらえる内容でした。
Amazonでの紹介文に「東日本大震災」という言葉を見て、東日本大震災でのことだけを書かれていると思って購入しました。
読み始めて、東日本大震災のことだけではないので、勝手な思い込みだったことがわかりました。
印象に残った内容
「ヒトノ イタミノ ワカル ヒトニ ナッテネ」 そう言い残すとカクンと息を引き取ったのです。
この言葉を発された方は、赤の他人の僧侶で、自分に対してわだかまりがあるのを承知した上で、このように言われたということに、僕はぐっときてこらえていました。
他にもぐっときてこらえる内容が多く、一度読みましたがまた改めて読み直したいと思える本でした。