ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

常駐先次第でいくらでも変わりますね

先週見かけて読みました。blog.imalive7799.com

僕は10年ほど前に、4か月間2回客先に常駐したことがあります。
SolarisWindowsでSocket通信プログラムを作成する案件で、Solarisはわかるが、Windowsがわからないので、わかる人材に来てほしいと要望されて、僕が行くことになりました。

僕はWindowsではC言語でSocket通信のプログラムは作成していましたが、Solarisは20年以上前に触ったことがあるだけで、UNIXコマンドを全然覚えていない状態でした。

Solarisはわかるといっても、Socket通信部分や通信の仕様は、客先の他事業所の方が決めていて、常駐先の方はそこがわかっていない状態でした。
客先の他事業所の方と僕が通信の仕様を決めて、SolarisWindowsでなるべくソースコードを共通化するかということを決めていました。

f:id:AJYA:20151112060101j:plain
photo credit: Sesión Informativa via photopin (license)

1回目の4か月間は、仕様を実証するためのプログラム作成で、納品前日に仕様の変更が入って、納品当日の午前2時くらいまで修正し、午前9時からテストを行って納品をしていました。

2回目の4か月間は、実証した仕様を盛り込みつつ、本番用としてプログラムを作成していました。


常駐先の方に上手く受け入れてもらえて、無理な要求を出されたら無理とはっきり言えたし、有給休暇も取得することができました。
全ては人次第、会社の文化次第だという気がしています。
こちらが受け入れることもあるので、大変だったなということはあっても、人や会社の雰囲気が嫌な思いだけは持たれないようにと考えています。