ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

失敗も記録しておくことで、次の機会に生かすことができる

年間を通して、あるシステムの運用をしています。
もう6年目くらいなので、システムの運用手順は記録としてまとめてあります。
気がついた点、改良すべき点があれば、どんどん記録を修正していっています。
ディレクトリ名とファイル名が書いてあり、修正すべき点が書いてあっても、エディタでファイルを開く手間があったので、フルパスを記載するようにした等、これまで様々な修正をしました。

もうこれで修正することはないだろうと思いながら、今年の設定をして運用をしていました。

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photo credit: L. M. Bernhardt Fraktur Nietzsche (1) via photopin (license)

利用者のミスから、手順の記録を修正

問題なく設定を行い、運用をしていると、お客さんからデータが見えないという連絡がありました。
確認すると、確かにデータが見えません。

データを確認すると、データを登録された方が、データの一部の登録を行ったときにエラーが発生していたのに、そのまま登録を終わらせてしまっていたのが原因でした。
その後設定作業を行ったときにデータは確認していましたが、エラーが発生したまま登録を終わらせてしまっているとは想定していなかったために、気づいていませんでした。

どうすれば今回のデータが見えないという事象を防ぐことができるか考え、設定作業が終わった後の確認手順の記録を修正しました。


これからも記録を元に作業をして、修正すべき点を見つけたら修正し、より良い記録としていきます。