どれだけ使う人の立場で考えられるか
モノ作りって、どれだけ他人の立場になって考え、判断することができるかが、重要だと改めて思っています。
最近作ったシステムでは、ユーザー登録後、あるデータは一人で複数のデータを登録することができます。
別のデータは一人で1回しかデータを登録することができません。
一人で複数のデータを登録するが、未登録の場合は、編集用の一覧画面を表示したら、初めて未登録とわかる仕組みに当初していました。
システムの作成がほぼ終わり、機能実装の漏れ確認とデバッグを兼ねて、改めてユーザー登録を行い、動作を確認したときに、編集用の一覧画面で初めて未登録とわかる仕組みに違和感を感じました。
編集用の一覧画面を表示するための、メニュー画面が存在しています。
メニュー画面にはボタンがあるので、メニュー画面で該当のボタンを無効にして、ボタンの上に赤文字でメッセージを表示するようにしました。
その方が、ボタンを押すという一手間が減り、無駄な画面遷移も発生しません。
こういったことをどれだけ感じ取れるのかは、僕自身が一ユーザーとして普段何気なく使っているシステムで、これはいいな、これはこうできた方がいいのにといった経験が積み重なっての結果だと思っています。
ユーザーエクスペリエンスを学びたい
使い勝手については、「ユーザーエクスペリエンス」という言葉があります。e-words.jp
ユーザーエクスペリエンスデザイン - Wikipedia
今後、この分野の本を読んだりセミナーを受けたりして、体系的に学んでおきたいです。