ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

内容チェックで必要なのは覚めた目線

自分が作ったのだからという思いを持っていると見逃しています。

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photo credit: Summer love via photopin (license)

同僚から他の業務が忙しいので、製品のWebサイトの修正の手伝いを頼まれました。
修正の内容自体は簡単でした。

修正箇所の説明を聞いているときに、既存の文章を読んでいると、しっくりこない点が多々あります。
しっくりこない点を同僚に確認すると、修正すべき点としてその場で文章を直しました。

そのWebサイトは、元々同僚自身が作ったのではありません。
デザイン会社に依頼して作成されたものをベースに、他の同僚が主体になって直していたのです。
同僚が気がついた点は直してもらうか、同僚自身が直していました。
気づいていなかった点を僕が気がついて直しました。

自分の文章、他人の文章

なぜ他人の文章で修正すべき点として気がつけるかと考えると、「自分」が作ったのだから大丈夫という先入観がないからではないかと考えています。
「他人」の文章なので、先入観なく覚めた目線で文章を読めていて、しっくりこないと感じるのだと思っています。


自分が書いた文章も他人の文章と同じように、先入観なく覚めた目線で読んで、推敲できていればよりよい文章になると思いますが、現実にはなかなかできていないです。