単行本が売れていて気になっていたが、文庫版になってから購入して読んだ。
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自己啓発を小説で読ませる形式で、読むのは苦ではなかったが、最初はハズレだったかと思っていた。
読み進めて、この本はハズレではないと思ったのが、95ページの「親から言われて勉強して、みんながやるから受験・・・」というガネーシャの言葉を読んでから。
そこからは、付箋をそこかしこに貼った状態に。
これだけ付箋を貼って、内容が自己啓発の内容なんだから、生活が変わったといえば、ちょっとだけしかまだ実践できていない。
実践できているのは、
- 寄付をする
- 毎日、感謝する
の2つ。
寄付は、毎月11日に「ドル箱」というポイントサービスで貯めたポイントを募金している。
ポイント貯めて現金やギフト券に交換できるお得サイト|ドル箱
募金している金額は微々たるものだが、自分が確実にできる方法として選んでいる。
感謝は、毎日よかったことを書いているが、その内容の最後に感謝する相手と「ありがとう」と書くように変えた。
入浴中にすること - ソフトウェア開発者の日常
変えたことで、よかったことの内容が以前と変わってきているが、いい変わりかただと思っている。
これから実践したいのは、「一番大事な人を喜ばせる」と「一日何かをやめてみる」の2つ。
一番大事な人を喜ばせるは、妻が喜んでいる顔をみたいので、誕生日に向けて考えていきたい。
一日何かをやめてみるは、毎日iPhoneでいろいろ触ってばかりいるので、iPhoneを一日電話/メールだけにしか使わない生活をすると、どれだけ依存しているのかわかりそう。
今の自分に満足していない、変えたい、でも何をすればいいのかわからないと思っている人が読んで実践すると、確実に人との関わり方が変わる内容だと思う。