ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

せっかくシステム同士で連携するように作成したのが台無し

依頼元からデータを登録するシステムの作成依頼があり、作成しました。
後日、登録されたデータをレビューするシステムの作成依頼があり、作成しました。

登録されたデータをレビューするシステムには、レビュアーの情報、登録されたデータをどのレビュアーがレビューするのかの情報の登録が必要です。
登録されたデータをレビューするシステムは、当然ながらデータを登録するシステムで登録されたデータをレビューするデータとして利用するので、レビューするデータの登録は不要です。
テスト用のシステムはそのように作成して、依頼元も確認しています。

テスト用での確認が終わって、本番用のシステムを用意する段階になりました。
依頼元から突然、レビューするデータを登録したいと連絡がありました。
データを登録するシステムで登録されたデータを元に、レビューするデータを作成されていました。

データの処理の打ち合わせ
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テスト用のシステムで、レビューするデータの登録が不要なのはわかっているはずです。
どんな都合かわかりませんが、レビューするデータを作成する意味が理解できません。
データの乖離が起きてしまうので、登録されたデータを修正すべきだと考えます。

本番利用の段階になって、元データとレビュー用データを用意すべきと判断されたのであれば、判断が遅すぎます。
見積時点、テスト時点で、必要性を判断できなかったのでしょうか。
理由が開示されていないので、憶測しかできません。

手間のかかることをすると判断された理由を、まず開示して欲しいです。
外注先であれば、都理由の説明なく、依頼すればいいと思われているように感じます。