過去の経験を生かして仕様を考える
これまでに様々なシステムを作成してきました。
新たなシステムの仕様として、2つのシステムを連携させたいという要望がありました。
1つ目のシステム登録後、2つ目のシステムにログインして、追加情報を登録したいという内容です。
1つ目のシステムの登録は、代表者がまとめて複数人の情報を一度に登録します。
2つ目のシステムの登録では、1つ目のシステムに登録された情報を取得して、複数人の名前を表示し、個人ごとに追加情報の登録をします。
1人だけの情報を登録するのであれば、あまり気になりませんが、複数人の情報を登録しなければなりません。
複数人の情報を登録するのも難しくはありませんが、2つのシステムで登録した情報を修正しなければならない場合、それぞれに編集機能を用意するのがいいのか、気になります。
1つ目のシステムで登録されたある人を、削除した場合は、2つ目のシステムで登録した情報も、同時に削除が必要です。
同時に削除しなかったら、無駄なデータが残ってしまいます。
1つ目のシステムで登録された情報と、2つ目のシステムで登録された情報の、両方の修正が必要になっても、どちらかだけ修正して、もう一方を修正しわすれたら、不整合が起きてしまいます。
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いろいろな条件を考え始めると、登録は2つのシステムで行っても、情報の修正はまとめて行った方が、安全そうだと思えてきました。
安全そうだと思える仕様が考えられるのも、過去の経験があってこそです。
過去の経験は、よかったこともありますが、やってしまったという経験の方が、より強く残っています。
今回も、やってしまったという経験から、気になる点が浮かびあがってきました。