ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

失敗を経験へ

こちらの記事を読みました。
rashita.net

確かに、プログラマーは、日々失敗を重ねながらプログラムを作っています。
そう考えると、失敗に慣れていると言えます。

失敗に慣れているので、プログラムの作成を始めるときに、作って失敗して、作り直すことも想定しているときもあります。
これまで経験のない業種のシステムや、考えたこともないロジックだったり、ライブラリを利用するときは、失敗を前提としているといっても過言ではありません。
「初めて」と思える部分で、これまでいろいろ失敗を経験してきました。

事前に失敗も加味して、これくらいの時間がかかるだろうという事前の想定もします。
ある機能を作成するのに、事前の想定より、長い時間が必要になった、手間がかかったときは、想定が甘かったとなります。
逆に、事前の想定より短い時間で作成できた、手間がかからなかったときも、想定が甘かったとなります。

失敗
Photo by Estée Janssens on Unsplash

なるべく失敗はしたくない、避けたいとは考えます。
新しい技術がいろいろ出てきて、出来そうだなと上辺だけを知っていて、こういうことができると思っていたら、できなくて失敗というパターンもあります。
過去に作成したプログラムを、最新の開発環境に置き換えるだけだから、問題なしと思っていたら、利用している他社のDLLが、32bitのWindows 7では動作したけれど、64bitのWindows 10では動作しないというパターンもあります。


失敗をどこまで想定できるか、許容できるようにするか、日々考えながら、これくらいの日数でできるでしょうと考えています。
失敗する可能性が高そうなところから手をつけ、失敗ではなく、やっぱりできなかったか、という「経験」にできるようにしたいです。