お客さんから、システムに登録されたWordファイルが開けないという連絡がありました。
確認すると確かに開くことができませんでした。
photo credit: Collin Anderson Screenshot-Microsoft Word - Document1 via photopin (license)
拡張子を変えてみる
開けないWordファイルの拡張子を確認するとは.docxでした。試しに拡張子を.pdfにして、Adobe Readerで開いてみましたが開けませんでした。
次に拡張子を.pdcにして、Microsoft Wordで開いてみたら開け、内容を読むことができました。
Wordのバージョンは2013を使いましたが、何の警告もでなかったので、他のバージョンでも開けそうです。
なぜ拡張子が異なるのか
システムが拡張子を変えたのかと思って、ソースコードを確認しました。システムに登録されたファイルは、管理の都合上、ファイル名の変更はしていますが、拡張子の変更はしていません。
システムへのファイルアップロード時に、拡張子のチェックをしています。
許可している拡張子は、.docと.docxと.pdfの3種類です。
アップロードされている他のファイルを確認すると、許可している.docと.docxと.pdfの3種類の拡張子のファイルがすべてあります。
.docのファイルが登録できなかったので、.docxに変更して無理やり登録したという流れは起きません。
なぜか拡張子を.docからdocxに変更して登録をされています。
ファイルを登録した人の勘違い?
ファイルを登録した人は、次のように考えたのかもしれません。Wordでファイルを作成、もしくは以前作成したWordファイルを登録することにしました。
ファイルの拡張子を表示するようにしていたので、拡張子が.docになっていることに気がつきました。
最近のWordの拡張子は.docxなので、拡張子が.docのファイルは登録できないだとうと判断しました。
拡張子を.docから.docxに変更して、登録しました。
拡張子を変えてから、開けることを確認してくれていれば、今回の事象は起きませんでした。