ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

依頼元ならどういう口調で連絡してもいいわけではない

急ぎの案件と連絡された案件があります。
急ぎと連絡されても、こちらは先に決まっていた案件があるために、すぐには作成して納品できるわけではありません。

作成にかかる費用が了承されて、納期を連絡したら、担当の方から対応できない日程で作成できないかとメールで連絡がありました。
他の案件の関係や、同じ依頼元の他の支社の案件があるため、大幅な短縮はできないと返事をしました。
依頼元からは、こちらの状況は理解されたかのようなメールが届きました。

ここまでが先週のことです。

電話は感情が伝わりやすいので慎重に

今週になって毎日1度、担当の方からは電話がかかってきて、納期の短縮ができないかと聞かれました。
そのたびに、急には対応できないし、できても1日くらいしか早くならないと回答しました。

昨夜依頼元のIT部門の方からメールが届き、なんとかならないかとの連絡でした。
依頼元の同じ支社の別の方からも電話がかかってきていました。

IT部門の方からメールはまだよかったです。
問題は、依頼元の同じ支社の別の方からの電話です。

僕が帰宅後だったため、直接電話を受けてはいませんが、電話を受けた同僚いわく、キレ気味になんとかならないかという内容だったそうです。
依頼元の会社内ではそれなりの立場の方のようで、依頼元のお客さんからいろいろ言われたようです。

依頼元のお客さんからいろいろ言われて、なんとなく気持ちが想像できますが、それをそのままこちらにぶつけられても困ります。

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photo credit: classic_film Marilyn Monroe on the Phone, "Gentlemen Prefer Blondes" (1953) via photopin (license)

依頼元にも動いてもらう案で返す

関わる人が増えてきたので、収拾に向かわせるために、依頼元のIT部門の方に対して3つのお願いを書いてメールしました。
そのうちの一つが納期を短縮させるための方法で、依頼元の会社内での調整作業をお願いしました。

当初は費用の割り増しを要求しようかと思いましたが、収拾にならず揉めることになるので不採用としました。
突っぱねるというのも同様です。

納期を短縮させる方法が実施されたので、作成して無事希望の日に納品となりました。


好ましくない感情は抑えて電話をしないと、伝わるものだと改めて感じました。