ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

読書メモ:自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~

Twitterでほぼ毎朝キュレーションされている佐々木俊尚氏の本を初めて読みました。

内容よりまず文体、特に文末が気になりました。
~ですよ。
~ですね。
~っていうこと。
~ますよ。
等書かれていて、よく言えば親しみやすい感じ、わるく言えば馴れ馴れしい感じです。
読む人によっては嫌な感じを受けるでしょう。
僕も読み始めは違和感を感じていましたが、こういう文体で統一されているんだと納得しながら読み進めていました。

会社の中だけ、昔から住んでいるところだけ等の、狭い範囲で他人との強いつながりを持つのではなく、もっと広い範囲で他人と弱くつながっていこうと読み取れました。

本書のタイトルにある「生存戦略としてのIT入門」の部分は、Facebookを始めとするSNSの投稿内容で信用できる人かどうか判断されるという部分なんでしょうか。
この点については、使いこなし方が書かれていることを期待していたので、期待外れでした。
使いこなし方は、マニュアル本を読まないといけないですね。

SNSの投稿内容で判断される「総透明社会」という概念は、考えたことがありませんでしたが、確かにそうなってきていますね。
最近ではなにか話題になると、次々情報が明らかになる状況です。

このブログを始めた理由を最近改めて思い出しましたが、広い範囲でつながりが欲しいと感じていたのかもしれません。
ajya.hatenablog.jp