ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

作成前に要件を詰めておくことは重要

相見積をされて、値引き交渉されて、若干ながら値引きをして受注した案件があります。
元々少額な案件の上に値引きしているので、利益がほとんどありません。

依頼元が1次受けでこちらは2次受けの立場になります。
1次受けは開発会社ではありませんが、1次受けの会社とお客さんの間で仕様のやりとりがあり、たびたび変更が発生しています。

機能の追加や変更、削除がないかぎり、追加で費用を1次受けに請求はしませんが、あれこれ機能の追加や削除が発生して、どんどん費用が追加になり、最新の見積では、当初の2倍近くの金額なっていました。

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photo credit: Invoice on a tablet via photopin (license)

要件が迷走するから高くなる

最新の見積の金額を見たときに、要件の定義がほぼ固まっていない状態で発注するとこうなると、こちらは納得していました。
1次受けからは予算オーバーなので、もっと安くできないかと連絡がありましたが、既に一度値引きしているので、できない旨を返事しました。
1次受けはお客さんに追加費用を請求できない形で受注をされているようです。


追加の要件が発生した場合、受注金額で費用が賄えるのか、費用が追加請求できる契約になっているのか、受注時には改めて注意が必要だと感じました。