ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

1文字消すだけだから、すぐに着手できるわけでも、すぐに消せるわけでもありません

早く対応して欲しいというのはわかりますが、専任で待機しているわけでも、全てのソースコードを熟知しているわけでもないので、すぐできないこともあります。

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photo credit: grieving girl via photopin (license)

会社を出る予定時刻まであと25分というタイミングでメールを書いていました。
このメールを送ったら、仕事を整理して翌日の段取りをすればいいなと考えていました。

お客さんから電話がかかってきて、システムから作成しているPDFファイルの、ある部分の1文字を消してほしいとのことです。
自分が元々作ったシステムではないので、なんとなくはわかっても確実ではないことと、メールが書きかけですぐには対応できないので、その旨を伝えました。

お客さんとしては、電話をして依頼すれば、すぐに対応して希望通りのPDFファイルが作成できるようになると考えていたようです。
メールではなく電話であったことと、時間帯を考えると容易に想像ができます。
それが待たされる結果となり、不満があるようでした。

電話を終えた後、5分ほどでメールを書き終えて送信し、電話で依頼された内容を調べたところ、ちょっと手こずりましたが、修正ができました。
電話で修正できたことを連絡をしてお客さんの要望に応えることができました。


結果としてすぐに対応できる内容でしたが、とても対応している余裕がないときもあります。
時間に余裕を持って依頼されたいし、依頼をする立場になっても余裕を持ちたいです。
そのためには、いつまでに何ができていないといけないというのを、先々を見据えて考えておく必要があります。