ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

エラー発生時は、イベントビューアで詳細を見た方が解決が速かった

Windwos Server 2003にOffice 2010をインストールしたときのトラブルです。
f:id:AJYA:20140812051702j:plain
photo credit: lp-spain via photopin cc

現象

Windows Server 2003にOffice 2010をインストールすることになりました。
Office 2010をインストールして、ライセンス認証を行い、サービスパック1の適用までは順調でした。
サービスパック2のインストールをすると「このパッケージのインストールが失敗しました。」と表示され、インストールができません。
検索すると以下のページが見つかったので適用しましたが、サービスパック2のインストールをすると、同じエラーが表示されます。
Office 2010 更新プログラム (2011 年 9 月 13 日) について

原因

他に情報がないか探しても、有効そうな情報を見つけることはできませんでした。
イベントビューアにもっと情報がないかと考えて見てみると、インストール時のログファイルの位置が記録されています。
ログファイルには「デジタル署名ポリシーによって拒否されました。」とあります。
この情報で検索して見ると、以下のページを見つけました。
Windows Server 2003 Service Pack 2 に、サイズが大きな Windows インストーラー パッケージまたは Windows インストーラーの更新プログラム パッケージをインストールしようとすると、エラー メッセージ "エラー 1718: ファイルはデジタル署名ポリシーによって拒否されました" が表示される


この更新を適用しないとインストールできないのは、別のWindows Server 2003が動作しているサーバーで何年か前には経験していましたが、すっかり忘れていました。
この更新を適用してから再度サービスパック2をインストールしたところ、エラーは発生せず完了しました。


イベントビューアの方が情報量多いので、見てから情報を探した方が、無駄な時間を使わずに済みました。