ソフトウェア開発者の日常

こだわりなく書きたいことを書いていきます。

システムとしての呼び名は一緒でも、実は結構違うシステム

既存のシステムを新たなお客さんに紹介することになり、新たなお客さんとの窓口は、僕ではなく同僚が担当することになりました。
お客さんとの窓口を担当する同僚は、既存のシステムを担当したことがなく、一度だけ修正を頼んだだけです。
ajya.hatenablog.jp

担当しているからこそ知っていること

お客さんとの窓口を担当する同僚からは、いろいろ質問を受けています。
質問されるたびに答えていますが、質問される部分はこれまで資料としてまとめていなかったので、そのたびに調べたり思い出しています。
まとめられる部分は既にまとめてあり、質問される部分は、まとめにくい部分です。
同じシステムとして呼んでいても、実際にはそれぞれ利用する際にカスタマイズしている部分です。
ファイルのアップロードがあったりなかったり、ファイルのアップロードがあるときは1個の場合や2個の場合、キーワードを入力する欄があったりなかったり等々、いろいろなパターンがあります。

こういったことを資料を見ないで、記憶から引き出して答えています。
暗黙知と呼ばれてしまうんでしょうね。
暗黙知(あんもくち)とは - コトバンク

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photo credit: investigating on design system #ipad #ui #process #design #applepencil #sketch via photopin (license)

担当していなくてもわかるようにするために

形式知とするためには、カスタマイズしている部分を、なんらかの形で表していく必要があります。
形式知(けいしきち)とは - コトバンク

カスタマイズ部分を一つ一つの項目として拾い出して、一覧表形式で書いていくしか方法がないかなと思っています。
正しく表しきれるかわかりませんが、実践してみないことにはわかりません。